新生児の他覚的聴力検査について


●検査の目的
赤ちゃんは聞こえないという事を周りの人に伝える事ができないため、乳幼児の聴力障害を見つけることは非常に難しいと考えられています。 生後5〜12ヶ月は赤ちゃんが色々な音の刺激を受けて成長していく大切な時期ですから、この時期に周りの人が話しかける言葉がはっきり聞こえないと赤ちゃんが言葉を習得していくうえで大きな妨げとなってしまう場合があります。しかし、聴力障害を早く見つけて補聴器をつけてあげたり、聴力に障害のあるお子さんに適した教育を行ってあげれば、普通の聴力を持つ子供と同じように言葉を習得できる可能性が高くなるのです。 赤ちゃんの1000人に1人以上が生まれながらに聴覚に障害をもっていて、このような聴覚障害をもつ赤ちゃんには生後3ヶ月以内に聴力障害を発見し、生後6ヶ月までに療育を始めることでことばの習得に効果があるケースが多いといわれています。

●検査画面
Pass(正常) Refer(要検査)


●TEOAE(誘発耳音響放射)による検査
TEOAEは赤ちゃんの内耳にある蝸牛(かぎゅう)の機能を検査する方法です。外耳道 に検査装置の小さなプロープを入れて測定する簡単な検査で、赤ちゃんに痛みはあり ません。 プロープの先に小さなスピーカーとマイクロフォンが入っていて、検査中、スピーカ ーからクリック音を発生します。
この音は外耳→中耳→内耳を通って蝸牛に伝わりま す。蝸牛が正常に機能していると、このスピーカーからの音の刺激に続いて、蝸牛か ら小さな音(TEOAE)が発生されます。マイクロフォンでこの TEOAEを検出した場合は、蝸牛が正常に機能していると考えられるのです。赤ちゃん の難聴の多くはこの蝸牛の障害ですから、TEOAEは赤ちゃんの聴覚障害の検査に多く 使用されています。

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